かもしか系脚


おっとー!きれいな脚キタコレ
ふくらはぎに着目してみましょう。

彼女の体勢で力が入っているのは、はいそうです。右脚ふくらはぎですね。力学的に明らかですね。

ところが、力の入っていないハズの左足とカタチが同じではないか!と。すばらしい。
いらない要素をフィルタリングし、美しい輪郭のみを表現する。これが黒ニーソの真骨頂だ。

力の入った結果生まれるふくらはぎの線は、美しい場合もあるが私はあまり好みではない。
さらに、この人は内膝の曲線も美しい。
太ももからくるぶしまでストーンと細く美しいのもアリですが、太ももが気持ち内に寄って膝のあたりで曲線を形成する、こういうのもイイっすね。

タンポポ

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役所広司が若い。渡辺謙が若い。
色んな人を巻き込みながら、ラーメン屋再生のコンサルティングをする恋ありほのぼのありの物語です。基本的には。

それだけで終わってたらつまんないわけですが、この映画の特徴は本筋とは全く関係ないサイドストーリーがちりばめられている点です。厳密に言えば全く関係なかったり、少し交錯してたり程度はありますが。
この手法によって、映画的に見えるストーリーは日常の1コマに過ぎないことを表現しているのでは。

僕がこうしてキーボード叩いてる瞬間にも、別の場所では「たんぽぽ」みたいなサクセスストーリーやら不倫してるオヤジカップルが背徳心を感じつつも年甲斐もなくドキドキしていたりするんですね。あっちこっちそっちこっちで。

映画を「構築」したいんじゃなくて、日常を「再現」したかったんですね。
カメラで言うと本城直季みたいに箱庭を「構築」したいんじゃなくて、都築響一みたいに日常を「切り取り」たかったんではないでしょうか。

伊丹十三が取り上げるテーマはそういうの多いですね。
彼の死には諸説あると聞きました。「マルサの女」とか、すくい取った「日常」には毒が入っていたわけですね…。(だからこそ取り上げた?)

青い春

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時折、挿入される青空がきれいだ。
学校という閉じた空間と大空を飛ぶ飛行機が何回か対比されている。一見自由に明るく映される飛行機も、中の閉塞的な空間を逆説的に暗示しているように感じました。

その辺の描写はありだと思ったけど、短い原作を映画という長さに引き伸ばそうとして間延びした印象を受けたのが残念。
確かに漫画のほうにも松本大洋の独特の間があるわけだけど、あの短さだから成立する。松田龍平の芝居もその間延び感を助長していてミスキャストな気がする。彼がハまる作品じゃない。

高校生の理不尽な無気力と暴力が主題のはずだけど、なんか微妙に“青春”を入れ込もうとしてるのが気持ち悪かった。
モノクロ映像とかで青空だけ超青いみたいな、ややベタな表現がしっくりくるんじゃないかなあ。

網網な脚


なるほどなるほど。
つまりは、網。ですね。
悪くない。悪くは無いですね。たしかに。

粗めな網をチョイスすることによって、屈曲させた脚の素肌感を強調してみようって、その意気込みは買いましょう。(少々下品なアングルながら)スカートのすそから伸びる脚、そこに網が絡みつくことによって立体的に浮かび上がる太ももや膝周りの3次元曲線…まではOKですよ。

しかし、ブーツがよくない。ダサい。なんていうか、まずスエードっぽいマットな質感が粗め網にマッチしていない。これはロジックを超えたセンスの問題である。
非常にもったいない。個人的には、網タイツにはヒール以外に考えられない。少なくとも、私の中でヒール以外の前例が未だ無いのが現状である。
いやいや、もしかしたらブーツの質感or色味で随分変わるかもしれないね。サンプルが欲しい。これからの季節は難しい…か。

みつ竹


原宿にある「みつ竹」でランチを食べました。
ロールキャベツ定食。¥850
和食が好きな人は満足な味です。12時前に来たら100円引きです!
ご飯はお代わり自由。お店のおばちゃんに頼みましょう。
結構ひんぱんに行くお店です。

神宮前


神宮前駅の出入り口の前にできる行列。
まわりを見渡してみてもそれらしき原因は見当たらないけど、何かの為に列を成す女性達。
10代から30女まで様々だ。

これはジャニーズショップの行列である。
かつて見た代官山のフットソルジャーの行列と似たタイプである。

車や道行く人の迷惑にならないよう、空間を置いて並びましょう。
これがこのタイプのコンセプトである。
一見奇妙であるが、涙ぐましい。
嫌いではない。